こころのブログ

今までの失敗&成功体験をもとに、「悩んでいる人の気持に寄り添いたい!」がテーマのブログです

②自分に自信がない本当の原因

前回の記事の続きです。

 

目次

1.自分に自信がない本当の原因

2.自分に自信がないことのメリット

3.小まとめ

4.見当違いな自信の付け方

5.まとめ

 

 

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1.自分に自信がない本当の原因

 


いきなり衝撃的な事を書いていこうと思います。

前回まで自分に自信がない理由は、家庭環境や過去の挫折感に問題があると
説明してきました。

確かにそうです。たしかに家庭環境や挫折感があると、自信を持ちにくい
傾向にありますし、自信がない要因になります。

 

ですが、それは要因や傾向であって直接の原因ではありません。
もしそれが原因であるならば、酷い家庭環境で育った人や挫折を
多く味わった人ほど自分に自信がないとおかしいです。

 

ですが、実際はそうではなく、
NON STYLEの井上さんや狩野英孝さんのように
何の根拠もなく自信満々な人もいるわけです。

 

 

では、自信がない人は何故自信がないのでしょうか?

それは、


自信がないという選択をしているからです。

自信がないほうがメリットがあるので、
自信がないという選択をします。

 


そんなバカな。と思うかもしれません。
人によっては全く新しい価値観で受け入れがたいかもしれませんが、
やはりこれは事実です。

アドラー心理学」でも、「7つの習慣」でも言い方は違いますが、
やはり同じことを言っています。


ティーブン・コヴィーは、著書の「7つの習慣」の中で
このように語っています。

 

何が起ころうとも、それが自分に与える影響を自分自身の中で
選択することが出来るのだ。自分の身に起こること、すなわち受ける刺激と、
それに対する反応との間には、反応を選択する自由もしくは能力があった。
(P79)

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少し難しい表現になっていますが、
家庭環境や挫折体験などの影響に対して、
自分たちはどう反応するか(自信をなくすかどうか)
選択する自由があるという事です。

 

2.自分に自信がないことのメリット

 


では、実際に自信がなくてどんなメリットがあるのでしょうか?

 

  • 何か頼まれる時「そんなそんな、自信ないです」と言って、
    失敗した時の保険を先に作っておく
  • 自信がないことで、人に励ましてもらえる
  • 自信がないほうが頼られなくて済む
  • 自信がなさそうな方がでしゃばってると思われないで済む

 

 

例えば、

会議で誰かに発言をお願いしようとする時に、
自信がなさそうであれば、指名されるのを予防することが出来ます。
皆目を逸らしたり、顔をうつむかせた経験があるのではないでしょうか?


こういった習慣は幼少期のうちや挫折した時をきっかけに
身につけ、定着してくると、無意識のうちに自信がない自分を出してしまうようになり、
自信がないことを選択していることに気づけなくなっていきます。

 


自分の例だけだと信じられないかもしれないので、
次の動画を見てみてください。
すごく分かりやすく、自信がないことのメリットを解説しています。

https://youtu.be/FHnj3V3gJlc

 

このように自信がないのは、体験や環境などの外的な要因によって
決まるのではなく、自らが自信がないことを選択しているからだ
という事がわかります。


3.一旦まとめ

 


ここまでの内容を簡単に整理していきます。

  • 自信を構成する3大要素は、

    存在意義・期待感・帰属意識の3つ

  • 自信がなくなる要因として、
    過去の挫折体験や家庭環境が大きい
  • 自信がない本当の原因は、
    自信がないことを自ら選択しているから。
    環境や体験によるものではないということ。

 


4.見当違いな自信の付け方

 

 

自信がないことを選択している、
とは言ったものの、本当に心から自身を持てるようになりたいと思っている人が
多いのもまた事実です。

自信がないことにメリットを感じているはずなのに、
何故自信を持ちたいのか? 

というと、自信がないことによるメリットよりデメリットのほうが
大きいからです。

 

自信がない人は、
人から信頼されにくいですし、軽い扱いを受けやすいですし、
何より自分自身が自分を好きになれません。


だからこそ、自信をつけよう! と思うのですが、

世間を観てみるとかなり見当違いで付け焼き刃な自信の付け方をしている
人が多いようです。

以下、その例をまとめてみます。

 

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見当違いな自信の付け方例

  • お金を稼ぐ
  • 資格を取る
  • 社会的なステータスをあげようとする
  • 髪型、ファッション、メイクによって容姿に自信を持てるようにする
  • 自信のあるふりをする(いやいや、無理言わないでw)


そして、かなり間違えやすい例がもう一つあります。

それは、

 

何か大きな事をすれば自信を持てるようになるだろう

という事です。

 

自分自身もこのパターンに何度も陥ってきたのですが、

何か成したことによって自信を持てたということはあまりありませんでした。

 

客観的にみると凄いことのように見えても、

自分自身がその結果に満足できなかったりします。

そもそも、成した業績によって自信が付くのであれば芸能人や有名人で

これほど自殺者は多くならないでしょう。

 

それでも、こういった間違いが多いのは何故なのか?

 

自分は何かを成していく過程において、何度も自分に打ち勝つ中で

自分の期待感が上がったからなのではないかと考えています。

 

もしくは、業績によって人から称賛され、自身の存在意義を補っていることによると

分析しています。


ここに挙げた間違い例の殆どを自分は試したことがありますが、
何一つとして自分の心を満たしてくれたものはありません。


例え満たしてくれたように感じても、付け焼き刃で何かの衝撃で崩れてしまいます。
もしくは、いつか失ってしまわないだろうか? とビクビクしながら
過ごさなくてはいけません。


やはり、根拠に立脚した本当の自信を身につける必要があります。

 

5.まとめ

いかがでしたでしょうか? 少し新鮮な考え方で面食らった方も多いのではないかと思います。

次回からは、効果的な自信の付け方、について書いていこうと思います。