悲劇のヒロイン症候群って?
皆さんこんにちは。
突然ですが、「悲劇のヒロイン症候群」という病気を知っていますか?
悲劇のヒロイン症候群というのは、
自分を悲劇のヒロインに重ねて、その事によって人から関心を得ようとしてしまう病気です。
自分には以前からこの病気に合致する傾向が強いなと感じていた部分があり、
また少しずつその状態を脱しながら感じることは自分以外の人も、大勢の人が
少なからずこれに当てはまるのではないかということです。
目次
1.悲劇のヒロイン症候群の人の特徴
2.何故そうなってしまうのか?
3.自分のお話
4.だからって、どうすればいいの?
1.悲劇のヒロイン症候群の人の特徴
・不幸でいることで安心する。
・自分の不幸自慢をする
・弱さを武器にする
・被害者になりたがる
悲劇のヒロイン症候群の人には、
このような特徴が挙げられます。
「自分なんてどうせ、…」をわざわざ繰り返し人の前で言い続ける人、
どんなに励ましの言葉やアドバイスを受けても、出来ない理由や駄目な理由ばかり言う人など、身に覚えはあったり、周囲にそういった特徴の方はいないでしょうか?
2.何故そうなってしまうのか?
原因は、
・誰かに心配されたい
・幸せになる勇気がない
・不幸な自分に酔っている
こんな原因が一般的に挙げられます。
・心配される為に、不幸な自分を装う。
・不幸でなくなったら、誰にも心配して貰えなくなるのではないか?
・自分の不幸な境遇や苦労している境遇を
見つけることで、自分は他の人とは違うのだと、特別な自分だと思おうとする、また変わらなくてもいい理由を探し出し、安心しようとする
このような心理が隠れていたりします。
「当てはまるな〜」
「あの人、もしかして。。。」
と思う人もいるかもしれないですね。
この病気は誰でも少なからず当てはまる内容なので、「あぁ、自分は病気なんだ。。。」と思わずに、そういう自分がいるんだな、とまずは認めてあげてください。
3.ちょっとした自分のお話
少し重めですが、軽い気持ちで読み進めてください👍
自分には小学5年生ぐらいから、怪我をしたい、病気になりたいという思いがありました。
明らかに先に挙げたような悲劇のヒロイン症候群的な特徴です。
怪我をして、特別な自分になりたい、心配される自分になりたいと思っていました。
ある日、インフルエンザにかかった時、あまりに嬉しくてわざわざ両親の寝室まで行ってそこで辛そうな振りをしていたのを覚えています。
自分にそんな心理がある事にも中々気づけず、
気づけば二十代になり、幸せになりたい筈なのに、どんどん不幸になる道を自分から選択していってしまうようになり、身も心もボロボロな状態になってしまっていました。
ある日職場の先輩と飲んでいる時に、
本当に何気なく
「骨折してる人ってかっこいいですよね」と
話した時に、全力で否定されて
そこで自分の感情が普通でない事に気づいたのです。
4.じゃあ、どうすればいいの?
原因や特徴は分かったけれど、結局どうすればいいの?
という話になってくるかと思いますが、まず初めに知ってもらいたいのは本当に難しいという事です。
何故なら本人は不幸でいる事に満足しているからです。
もし、周囲にこの特徴に当てはまるなという方が居ても無理に変えようとはせず、温かい目で受け入れてあげてください。
本人が不幸でいるよりも、心の扉を開けて
周囲と和合した方が幸せになれるという事を実感しなくてはいけないので、とにかくどんな状態であっても認めて受け入れてあげる事です。
また、本人が取れる行動としては
まず自分の症状を認め、不幸な境遇を探している時と、幸福になっていこうとするのとどちらの方が自分の心は喜んでいるのかを考え出さなくてはいけません。
また、愛される勇気、幸せになる勇気を持ちましょう。
自分は本当に周囲の方に恵まれて、
何度も受け入れ、愛される事で少しずつ自分の心の扉を開けていくことが出来ました!